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ふたつのミルト(1)

  岩見沢市と旧栗沢町の境界に沿って東西に流れる幌向川があり、かつて石炭で栄えた美流渡(みると)の街があります。地名の由来は「山の間のところに出ている川」を意味するアイヌ語シルトゥロマプ(sir-utur-oma-p )の「シ」と「ミ」の転記間違い、読み違いによってミュルトになり、これに漢字を当てはめ「美流渡」になったとされています。この段階でアイヌ語ではなくなっていますが、怪我の功名とはこのことで、日本にたったひとつで美しい響きの地名になりました。間違った先人に感謝しましょう。(なお、地名後半のマプは、「マップ」として湖底に沈んだ側の地区と幌向川支流の名に)

 さて世界に目を向けてみると、イタリア最大の島のシチリア島メッシーナ県にミルトという街があります。ギンバイカを意味する学名(Myrtus communis)のもととなったミルト(Mirto)ですが、12世紀ころはミルト・リキュールの最大生産地サルデーニャ島と同じくギンバイカが沢山自生していたことで名付けられたと思われます。しかし今ではオリーブ、ワイン用ブドウ、柑橘類の果樹園になっているようです。ミルトは海抜430mの小高い丘陵の上にあり、人口は約1000人、面積は9平方km余り。中心部に集積した集落がありますが、観光客は来ない静かな街のようです。

 

 

 

 イタリアは市町村という概念はなく、ローマやナポリなどの大都市が「市」を名乗っている以外は、街の規模にかかわらずコムーネという基本自治体名で呼ばれています。それぞれに独立した行政役場などがあり、首長がいるそうです。次回はもう少し掘り下げて較べてみたいと思います。

 

Mirto(Italy)の街並み

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