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チシマザクラ海を渡る(3)
 1953年に建てられた国立モスクワ大学校舎前には、中央の広大なグリーンベルト(芝生)があり、両脇の歩道と一番外側の車道との間には幅2mほどの分離帯があります。チシマザクラはそこに植えられました。オレンジ色の作業服を着た作業員がいるところがそうです。






 それにしても広大な大学構内と周辺に広がる「みどり」は素晴らしい。北国を象徴している針葉樹が堂々としています。少なくともこのような場所では「ごてごて&ちゃらちゃら」していないことが大切なんでしょうね。


なごやかな雰囲気で植樹する村山東京都副知事



 ところでチシマザクラを北方領土返還運動の象徴として考えている人たちがいるそうですが、これは大きな間違いだと思います。植物を政争の具にしてはいけない。日露にまたがって分布しているチシマザクラは友好の架け橋と考えたほうがふさわしいのでは。

 今回、幾多の困難を克服し植樹を担当された箱根植木さんは植樹後の管理マニュアルを作成し、モスクワの担当部署に提出したそうです。移植、根洗いされた樹木は回復するのに時間がかかるので越冬対策についても万全を期すことになります。公共事業でありがちな植えっぱなし。単に生きていればよい、枯れたら取り替えればよいといった考えは通用しないのです。10年後、20年後、広大な敷地の中で徐々に存在感を増すことでしょう。樹木の持つ魅力のひとつです。

 モスクワでの植樹写真は、箱根植木さんのご好意により掲載許可をいただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
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