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チシマザクラ海を渡る(1)
 昨年11月、東京都よりチシマザクラについて問い合わせがありました。国外で植樹に使う候補のひとつで在庫調査中とのこと。当然詳しいことは知らされませんでしたが、北方圏であることは容易に想像できました。当社にはちょうど手頃な1m前後の苗があることをお伝えしたところ、担当の方が大変興味を示されました。



 確定してはいませんでしたが、土壌凍結する苗畑では冬から早春にかけていざ決まっても掘り上げることはできないので、12月の初めに20本ほど根巻きし、下旬には雪が積もった岩見沢に運び、雪中埋蔵。

 今年の2月になって、このチシマザクラをみたいとの知らせがあり、二人の方がはるばる東京から訪ねてこられたので、雪をかき分け苗木を取り出しご覧いただきました。また、チシマザクラの特性などもっと知りたいとのことでしたので一緒に道立試験場に行って様々な助言をいただいたのです。



 3月中旬、落札された東京都の大手造園業者(箱根植木)さんより「当社が受注することになったので、苗木の材料検査をしたい。」との連絡が入りました。今度は担当されるI部長さんとOさんが来園、現地でのそのときこの苗木がモスクワでの記念植樹に使われることを知らされたのです。植樹される予定の5月3日まで現地でどのように養生するか、植樹の際の必要資材(日本では手軽に入手できても現地ではそうはいかないものもありそうなど)の検討、植え込み後の管理などなど多岐にわたって打ち合わせさせていただきました。



 発注者である東京都と業者さんのご配慮で、植物検疫を千歳ではなく成田で受けることになり安堵しました。というのも保冷庫のない当社では輸出するまでの保管が大変で、雪をどのように集めるかが問題だったからです。その後もメールを使っていろいろと打ち合わせを重ねながら下旬に本州に向けて発送することに。しかしこの後大変な事態が待ち受けていたのです。(つづく)





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