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慌ただしく過ぎた秋

暑い夏から一気に寒くなり、強い霜がなかった気がします。紅葉、特に黄葉が美しかった秋でしたね。

 

 

 

つい先日まで花を咲かせていたブッドレアは、葉を落とすヒマもなくこの有様。昨日間に合わせに枝をしぼっておいた庭木はよかったのですが、後回しになったほかの花木や小果樹は無様な姿に。今週の下旬は暖かくなるので冬囲いはそのときにでも。

 

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西洋アジサイは七変化

 現在青いアジサイが満開で、暑い日「涼」を求める私たちには最高の存在です。

 

アジサイ(Hydrangea macrophylla f. macrophylla)

 

 一方で外周に列植されたセイヨウアジサイは花の色が様々です。この差は土のpH(水素イオン濃度)の差が影響していると言われ、酸性が強いと青、中性に近づくと赤となるようです。アルカリ側に近づくにつれ、土中にある酸化アルミニウムがイオンとして存在感を増します。

 

セイヨウアジサイ(Hydrangea macrophylla f. hortensia

 

アジサイはこれを吸収することで赤色を呈するそうです。元々は日本古来のアジサイを導入して品種改良し、セイヨウアジサイが生まれたそうです。日本では多くの地域が火山にも由来する土のため酸性が強く、アジサイはアルミニウムイオンを取り込めず青くなるのですね。一般の植物はこのイオンは有害とされることが多いそうです。

 

 様々な花色が入り乱れたセイヨウアジサイを見ていると、どうしてこうなるのか不思議でたまりません。理屈はさておき、色違いの花を集めてみました。

 

 

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ギボウシの存在感

 庭のキクザキイチゲやニリンソウの群生しているエリアのなかにギボウシの大株があります。巨大化したので春先に一部株分けをしたのですが、この通り元の木阿弥状態。この株は数十年間ここに鎮座しているトクダマ(Hosta sieboldiana var.condensata)だと思います。先の草花2種は、これに被圧されていると見せかけて、また来年しっかりと咲き誇るのですから恐れ入ります。

 

 

この大株の株元ですが、春先は次写真左上のスペースに収まっています。

しかし来春までに半分くらいは除去しなければ。

 

 

ところで、なぜか葉脈に鱗状の模様がある部分とそうでない部分があります。

 

 

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早春の花はしたたかに

雪が融け4月になるとスプリングエフェメラルたちが主役。キクザキイチゲもそのひとつで、庭の隅でアジサイやヤマゴボウの枯れ枝の隙間から一気に咲き誇ります。

 

 

 

それから2ヶ月も経たないうちに、アジサイの葉が展開し始め、ヤマゴボウの株がたくさんの茎を伸ばすと、キクザキイチゲの葉は黄変して枯れてしまいます。しかしこの短い時間で栄養を蓄え、自らの命を来年に繋げています。このしたたかさとたくましさに驚かされます。

 

 

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ハナミズキの怪

 長年、庭管理をさせていただいている岩見沢市内のお宅でのこと。今年はハナミズキが奇妙な花を咲かせました。北アメリカ東部原産で、日本のヤマボウシと同じく、花弁のように見えるのは葉が変形した総苞で、その中心にある緑色の塊が花序です。よくみるとひとつひとつが花の形をしているのがわかります。この赤花は園芸品種で、白花より耐寒性が劣るといわれ、岩見沢では育つ環境が限られていると思います。庭をリニューアルした際に、出来るだけ適した場所に移したのが幸いして、3年ほど前からやっと少しずつ開花するようになりました。

 

 

 今年は様子がおかしく、4片のうち2片が散ったのかなと思うものがほとんど。よく見ると何と2辺が極端に小さく不完全な形をしています。原因がわかりません???

 

中心部の緑色の部分がひとつの花で、それが集まった固まりになっています

 

花は小さめで、葉が展開してから写しました

 

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