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少雪に惑わされた冬

 

記録的な豪雪と少雪が隣り合わせ

 

 厳寒期の積雪が少ないとき、越冬させる樹木が被害を受けることがあります。今年は道内全域でそういった年になったかもしれません。岩見沢では1月中旬に該当する寒候年のデータをグラフで掲載したところこんな結果に。積雪深さは過去60年で最も少ない52cmを記録しました。(従来の最低は64cm)

しかし、様々な気象データを駆使している気象庁でも、市町村単位での詳細な気象予測は出来ません。知りたい地域について植物の越冬に関係する気温、積雪深、風などは自分で地道にデータを蓄積するしかありません。単にハーディスナンバーで語るのは危険ですが、2003年以降は、少しでも北海道の実情に近づけようと多雪地域と少雪地域別にゾーン分けを行っています。

 

岩見沢ではこの10年間に極端な記録(2002年、2020年)に惑わされました

 

園芸指導者の思い違い

 

さて、園芸指導者K氏のブログ(1月23日付け)によれば

季節外れに園内にある健全なバラ苗の囲いをはずし、春遅くまで分厚いグラスウールで囲い直し、苗が蒸れるかどうかを試すとありました。苗がよくなることを目指す処置ならともかく、悪くなるのも辞さないような試験はいかがなものでしょう。

 

(1)園内の苗は岩見沢市・市民の財産だと思います。まずは自分の庭か自社で行い、その結果を利用する手順が常識では。(2、3年前にブログを通じ、園内テストガーデンの活用を提案したのですが。)

 

(2)何故この時期になってから行うのか理解できません。外部からの「刺激」を受け、準備不足のまま慌てて実施した様子が伝わってきます。一貫性のない思いつき・ピンポイント的試験では得るものが乏しそうです。「蒸れ」云々については、まず消費者(ガーデナー)に役立つ情報を提供するのが最初では。

 

(3)なお、私が今まで行ってきた冬囲いの試験では、消費者の皆さんと同じく市販されている資材を使っています。

 

いずれにしてもこのバラ園はリニューアルして7年目。残念ですが、その当時を語れる職員さんは全員退職されました。バラの栽培方法も落ち着いてほしいものです。今年のバラに期待しましょう!

 

雪が解け、いつもの通りイチイの根元に福寿草が・・・

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植物の越冬対策(1)

 今年は全国的に雪が少なく、北海道でも様々な障害、被害が出始めています。耐寒性にやや難のある木本性の常緑樹は厳しい状況かも知れません。個人の庭で、今まで処置を全くしていない場合は、緊急対策として、少ない雪をかき集め、気休め程度でも図のような方法を考えましょう。ときどき追加しながら、降雪を待つことです。比重の小さい自然降雪は、植物に余計な負荷をかけず、断熱効果も期待できます。

 

たとえば、背丈が低い常緑のラベンダー、エリカなどに、条件次第で効果が期待されます

 

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紅葉が見ごろの滝野

 一昨日、納品業務で久しぶりに札幌の滝野公園に行ってきました。標高が少し高い分、紅葉が進んでいて、暖かく晴天に恵まれ、秋の行楽日和でしたが、出張中だったM氏にも会えず、相変わらずのとんぼ返り。

 

 

 来年からは家族とゆっくり時間を取れそうなので、花見と紅葉を楽しむ夢が叶いそう。

 

 

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不気味な草

 庭の除草をしていたら、不気味な草が固まっていたので、抜かずに調べたところサトイモ科ハンゲ属のカラスビシャク(Pinellia ternata)という奇妙な多年草でした。

 

 

佛炎苞(ぶつえんほう)という包みの中から種子・雌花が顔を出しています。

これは同じサトイモ科のミズバショウ、ザゼンソウと同じ仕組みの器官だそうです。

 

 

下に雌花または種子、上部には雄花があり、そこからひげのような長いものが伸びています。これは植物というより昆虫か未知の生命体という感じがして気味が悪い。繁殖はこの種子のほか花茎の途中や葉の基部にできる栄養繁殖器官(むかご、,珠芽)や切れた根でも増えるので厄介者だそうです。さてどうしようか。

 

三出複葉の付け根や花茎とその途中に出来るむかご

 

なお、植物名の頭にカラス、キツネ、イヌがついているものがありますが、その動物の種類とは関係がなく、あまりよい意味ではないことが多い様です。本種も「カラスの柄杓(ひしゃく)」の意で、水瓶から水をすくう柄杓は水道・蛇口の普及でほとんど見かけなくなりました。

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アンデスの珍しい果実

 南米エクアドル、チリの山岳地域(アンデス山脈)原産で、気候的に近いニュージーランドで改良されているナス科の野菜。糖度があるので小さなメロンとキュウリを合わせたような食感とあっさりとした甘みが病みつきになります。今から30年以上前のこと。改良園から発売されたので、苗を購入し苗畑のハウスで試験栽培し、秋遅く霜害の前に鉢植えしていた苗を事務所に取り込んで様子をみました。収穫した果実は地下室で管理したので、傷むことなく鮮度を保っていたと記憶しています。確か2月末まで、主に私と子供が喜んで食べていました。

 

ハウス栽培中のペピーノ(1985年)

 

 ハダニ、オンシツコナジラミ、アブラムシが購入した苗についていることもあるので、早くから防除することをお勧めします。ネットではトロピカルフルーツとして紹介されて誤解されますが、高温には弱いので25〜30度以下が理想です。最低気温は10度以上(短い時間でしたら5度まで)あれば大丈夫だったと記憶しています。

 

このころはまだ植物栽培の初心者で、摘果のこともよくわからず成らせ過ぎでした

 

 近は当時からあった品種のほかにいろいろあるようです。近年は温暖化に伴い、サツマイモ、落花生の栽培が出来るようになってきたとのこと。来年は家庭菜園の一品としてあれこれ再挑戦してみようかなと考えています。

 

当時は駒澤大学苫小牧短期大学の先生にお願いして、ハスカップなどの小果樹と一緒に成分分析をしていただきました。(なおこの大学は2003年に廃校になり惜しまれます。)

最近はなんでもかんでも糖度が高いものが好まれていて、個人的には閉口しています。このペピーノは日本ではマイナーな存在ですが、こちらの記事をご覧下さい。

「南米原産「ペピーノ」アンデスの恵みを農大ブランド化へ」

https://www.nodai.ac.jp/research/teacher-column/18889/

 

 

1985年当時の改良園さんパンフレットより

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