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備えあれば憂いなし

 今年は3回もの台風に襲われた北海道。常日頃の基本的な管理がいかに大切かを思い知らされた年でもあります。お世話になった客先でも、植えて丸三年経た庭木が、支柱の劣化と生長が良過ぎたため強風に耐えられず、次々と倒れたケースがありました。根が安定するまで、透かし剪定してくださいとお願いしていたのですが・・・


 倒れた状態で剪定し、再び立て込んで支柱結束。手間ひまが結構がかかったお宅が数件ありました。公共施設や公園でも同様で、たまたま切り詰め剪定していたポプラはほぼ大丈夫だったのに、剪定していない(位置的に高所作業車による剪定できない)ドロノキなどは、結構倒れた様です。人命に関わる恐れがあるので、見直しされているのではと思います。

 

応急処置の剪定をしたアズキナシ

 

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雑木林で植物を保護する

 苗畑開設当初は、植え付けたエゾヤマツツジ、サラサドウダンなどの枝枯れがひどく頭を悩ましていました。あるとき、隣接する雑木林を散策していると、苗畑内では正常に育たないキタコブシが何本も育っていたのです。この林は厳寒から自分の芽を守るとされるカシワが卓越しており、、冬でも葉を落とさず、春の芽吹きのときにやっと落とします。落ちた葉はつぶれずにかさかさと乾いた音をたて簡単には腐りません。そのことが自然に発芽した苗を寒さや乾燥から守っているのではと考えました。

 

 そこでこのなかの一角を地主さんから借りて、育ちが悪い先ほどの苗や半日陰を好むハクサンシャクナゲを植え付けたところ、問題なく越冬して順調に育ったのです。その後、ここを地主さんから購入、切り倒して畑にしなくてよかったと思います。

 

 

 最近では、より耐寒性の乏しいツリバナの苗をここに植え、苗畑の露地苗と比較試験したところ生育に大差がついています。比較計測はしていませんが気温にはあまり差がなく、防風効果に違いがありそうです。また林内は保湿性と遮光性に優れているため、弱った苗の養生のも効果絶大です。

 

 さてここの主人公であるカシワは、主に治山用として幼苗が栽培されていますが、緑化業界では大きいサイズの生産はこのところ皆無に等しい状況です。取引先から「辺りの野山にはないの。やぁ、1本でいいんだ、1本で。」しかし程よいサイズと品質のものを集めるのは難しくなってきました。先日、園内のど真ん中で生えていた苗に気づかず、あわてて不要な下枝を除去しておきました。カシワは枝が太いので先送りしていると商品価値が著しく低下するからです。来春になって2〜3カ所根切りしておけば「1本でいいんだ1本で」にお応えできそうです。

 

 

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枝を絞る

 樹木を大量に輸送するとき、枝の張ったままトラックやコンテナに積むと、少ない本数で「満載」状態。空気に運賃を払うようなもの。そこで枝を絞り上げて細身にすると、積み込む時間が少なくたくさんの樹木を積むことができます。下の写真は大型コンテナに積むために枝をしぼった「ディアボロ」の大株(樹高2.5m前後)、ジューンベリーなど。

 

 

 今年の苗畑ではモミジ類の紅葉が今ひとつでしたが、このディアボロは例年になく真っ赤になり、メタセコイアの赤みが印象的でした。

 

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ハコネウツギの樹形を楽しむ

 これは中低木のハコネウツギです。かなり昔のことですが、ちょっとした工夫をして何本か育て、樹高は2.5〜3m、幹周は10〜12cmという街路樹に仕立てました。お遊びの域を出ませんが、このウツギは厳寒地では枯れ込むので、積雪が少なく冷え込みの弱い苫小牧辺りで使うとおもしろかったでしょうね。ちなみにこの大きさになると、開花でエネルギーを費やすこともあって、生長はかなり緩慢だったと記憶しています。病虫害もなくメンテナンスが容易な街路樹もどきでした。

 

 

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ポプラの枝先に思う

 難しい理屈はわかりませんが、バラ園沿いのポプラ並木も寒い風にあおられながらも枝先の葉がまだまだ元気。「栄養」を作っているのでしょうか。人間社会も若者が活躍できる環境づくりが大切なんでしょうね。寒空を見上げながらそんなことを考えたりする日でした。

 

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