室蘭本線が開通する以前・・・
地元の商工会からの依頼で派遣されたのは、2008年(4月と7月)でしたが、事前に現地を見せてもらわなければと思い、2月に訪れました。静内駅前の花壇ⓐⓑは地元ボランティアの方々がいつもよく整備されているとのことでしたが、一番外側ⓒは手入れが行き届かず荒れていました。
整備後の静内駅前の様子(2回目の講演会プレゼン用に作成した画像)
胆振東部から日高の沿岸はほんとうに雪が少なく、羨ましかった。しかし海岸付近は風が強く、木がまともに育たないない傾向は何処も同じ様です。
静内駅の様子
荒れ果てていたⓒエリアの草や雑木は、講演会・現地指導の当日まで、打ち合わせ通り整理する約束をして帰路につきました。
4月の講演当日、後半の一時間で植え込み場所の残土や石が取り除き、土壌改良をして既存苗の移植実習でした。
7月は中央のメイン花壇ⓐⓑと同じ雰囲気にならないよう心がけてもらいました。入手が比較的易しい宿根草と花木(カラーリーフ系)を中心に植え込みました。予算の関係で、既存のヤエザクラと安価な一年草も利用しています。参加者が10名くらいだったので、所定時間内で終了でした。
2班に分かれて植え込みです
道内の中小都市は国道などのメイン道路沿いに大型店が軒を連ねています。ここ静内(現:新ひだか町)も同様です。JRの廃止によって駅前が寂れるのではと心配しています。
二階屋根の雪庇は1月中旬に落としたのですが、1ヶ月しないうちに発達。先月下旬に再度実行しました。ただ新しく降り積もった雪で、体の重心が高くなり、軒先に立って作業するのは危険です。
屋根の東、南方向に庇のように迫り出した雪の固まり。写真右は雪庇の一部を落としたとき
屋根に登ると軒先と雪庇の境目(赤い線)がわからなくなります。豪雪地域では無落雪屋根の角にアンテナ(A)を取り付けておけばよいかもしれませんね。
安全第一に考え軒の内側に深さ60センチほどの溝を掘り、そこに入って作業をしました。自分の膝が隠れる深さがあればスコップで雪塊を突き崩す際に、勢い余って転落するのを防ぐことができます。
赤は想定される軒先のライン。転落防止を考慮した方法