豪雪とどまるところ知らず(2)
  今回の豪雪で、様々な問題が浮き彫りになった感じがします。昔と違って良くも悪くも車中心の社会になったことが混乱を助長していると言えます。都市の機能と市民の生活に支障が生じでいますが、危機管理という点からも行政、市民一体となって解決しなければなりません。今回は「災害」といえるレベルで、私たちが昨年の大震災に何を学んだのかをもう一度振り返る必要があるでしょうね。火災、地震が同時に起こっていたらと思うとゾッとします。豪雪時の緊急性を語るとき、大津波よりはるかに高い確率で起こるであろう震度5クラスの地震を想定しなければ意味がない。また危機管理とは平時に検討するもので、今回の豪雪を教訓に是非活かしていただきたいと思います。

 都市の機能と市民の生活について、人に例えるならば生命を維持する血液の流れ、それを維持する「血管」ともいえる道路機能が著しく低下したことです。除排雪を担当する行政だけの問題として考えるべきではありません。市民が反省し考え直さなければならないことがかなりあったと思います。人間の体と同じで、体力が無くなると弱いところに歪みが生じ、症状が出てきます。このようになったときに私たちは「普段と同じ生活」をしようとするのでしょうか。

 ひとつの例ですが、岩見沢もご多聞にもれず、郊外に大型スーパーが進出し、街の中の個人商店は次々と姿を消しました。車(バスを含め)がなければ食料・日用雑貨すら買うことが出来ません。1円でも安い商品を求めて郊外に出かけることに終始し、このような事態のリスク回避を怠った結果でもあります。

 細くなった「血管」にいつも通りの生活をしようと車が殺到し、渋滞に拍車をかける加害者になっていることに気づかない市民。「道路除排雪」と「生活除排雪(新語提案)」の区別が付かず、自宅敷地や車庫前の雪を平気で路側に積み上げ、血液の流れを低下させている市民がいることも事実です。

 今回の豪雪は、消防、救急活動がまともにできなくなるという非常事態を招きました。一刻も早く血液の流れを維持しようと、官民挙げて不眠不休で除雪作業を行ったと思います。にもかかわらず「いつも通り」のことしか頭になく苦情を言う、除雪業者に罵声を浴びせる市民の多さに驚きます。緊急時には何を我慢して何が我慢できないことなのか、頭を切り換えて欲しいものです。

普段は路線バスが走る6条通りもこの有様

やむを得ません・・・

 ところで、新聞、テレビのニュースでは連日、積雪が・・降雪が・・と数字が踊っていましたね。あいかわらず気象に関する数値だけを災害の尺度としている点に疑問を感じます。私たちにとって大切な都市の機能、市民生活、財政という因子が欠けているからです。学者先生には今後の危機管理に役立ちそうな指標を作っていただきたいと思います。

 たとえば、人の住んでいない野山、人口の少ない田舎町、人口の密集する都市に同じ量の雪が降り積もったとします。何が同じで何が違うかということなのです。

 そこで気象数値以外の様々な因子(要素)を考慮したのが次のグラフ。あくまでも問題提起といったレベルで根拠は希薄ですが、自分たちの町がどのくらい危機的な状況に置かれているかを示すとともに、雪害に対し都市機能を維持する能力を表しています(表したつもり)。


岩見沢近隣と道外の豪雪都市、道内の少雪都市の比較

 面倒な話はそれくらいにしますが、こんな場面をよく見かけました。ひとつだけ良かったと感じたことは、困難な状況に置かれ、譲り合いの精神が芽生えたことです。なかにはこのようなことに無頓着なドライバーもいて渋滞に拍車をかけていました。


朝夕の通勤時間帯は渋滞がひどく、普段の何倍もの時間を要しました

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イコロの森備忘録(9)
  イコロの森ガーデンは、初めての冬を迎えました。植え込んだニオイヒバの生垣がこの冬を無事乗り切ってくれるかが、私たちの取って最大の関心事でもあります。


 さすがに400本近いヒバを冬囲いするのはとても無理なので、入口の数本だけ比較試験を兼ね、当時のガーデン責任者I氏と一緒に防風ネットを用意して決行。


予備に移植しておいたヒバはこの後出番はなかった。

 冬の間に森の樹木調査を行いました。樹木の状況からしてかつてこの辺りは自然発生した雑木を刈り払っていたことがわかります。まさに宝の山。この後、ガーデンと管理棟周辺に移植し利用されました。


 主庭のなかのフェンスが完成し、来年の化粧を待つばかりになっています。



 管理棟のある北側にはダッチライト式の温室がほぼ完成しています。規模が大きいだけに燃料代が・・心配ですね。


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イコロの森備忘録(8)
  主庭の中央にパーゴラの基礎工事が始まり、イヌツゲなどのボーダー樹木が植え込まれました。


 前庭右にはコニファーガーデンが作られています。なお、ここの施工、納品について当社は一切係わっていませんが、その多くは帯広のM社からと聞いています。なぜここにこれなのか私にはよく理解できませんが、北海道らしいと言うことで。


 前庭中央に予定の蛇篭。その中に投入される自然石が積まれています。


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